2016年4月26日火曜日

Día106 ホンジュラス カフェ探訪 まさかの抹茶ラテ!


”Macha" 

うそ〜 メニューを見て目を疑いました。

そこには”Macha" の文字があったのです。

まっちゃ!

"Frappe Macha Leche" = フラッペ抹茶ラテ??

うそ、ホンジュラスで抹茶ラテ飲めんの??

無意味に新聞持ってハイチーズ、3ヶ月経ち、髪をなおきんにすいてもらいました。

「おそらくテグシガルパで一番おいしいコーヒーを出している店だ」という噂を聞いて行ってきたCafe Tano。

コーヒーがおいしいって聞いたから行ったのに、メニューの抹茶の文字に驚いて、コーヒーほったらかしてFrappe Macha Leche 注文してしまいました。

どう見てもコーヒーシェイクですが、味は抹茶です
出てきたのはこれです→

あれ? 抹茶色してないけど、大丈夫?と心配になりましたが、ちゃんと抹茶の味がしました。
スタバの抹茶フラペチーノと変わりません。
そして値段も90レンピーラってことで日本円にすると450円で強気の値段設定です。
甘いけど30度の中テニスやった私にはご褒美の味でした。テグシガルパのカフェは、フラペチーノ系をこうして瓶に入れて持ってきます。日本でもこんな感じで出してるのかな、流行っているんでしょうか。
瓶に入れて冷たいものを出すといえば、私の中では名古屋人の魂のような喫茶店コメダコーヒーがそうですが、もしかしてコメダのアイデアが世界的に普及したんでしょうか?だとすれば、それはすごい話だ!(違うわな)

この店、ドリッパー、ミル、カップなどコーヒーグッズをたくさん売ってましたが、なぜか日本語の説明がある商品をたくさん置いていました。
オーナーがもしかして日本に関係しているのでしょうか?
もうちょっとリサーチが必要です。

店の中はこんな感じでモダンなつくり。
このごろすっかり坊主刈りにおさまっている直樹さん(40歳)
お客はこのときもアメリカ人がいたりして、外国人が結構来てそうな感じでした。

さてさて、前も書いたけど、ホンジュラスはコーヒーがうまいです。
しかしやはりいい豆は輸入用に持って行かれて、地元の人たちが飲んでいるのはいまいちなやつ。しかも入れ方も薄いから、美味しくないのです。輸出先の人々と飲み方が違う。
好みの問題なのか、それともただ美味しい飲み方を知らないのか、できないのか、よくわかりません。
こういう先進国にありそうなカフェに行くとおいしいのが200円ぐらい出すと飲めますが、地元の人が行くレストランのは安いけど残念な味です。

日本にもっとホンジュラスのコーヒーがひろまるといいんですが、同じクオリティのものを継続的に提供するという、品質管理が難しいらしいんですね。
でもそれをクリアさせれば売れるなら頑張れよっと思うんですが、そんなに簡単にいかないから今まで広まってないわけですもんね。

将来カフェとかやれるんなら、コーヒーはホンジュラス産を是非出したいものだと見果てぬ夢を描くわたしなのでした。

2016年4月25日月曜日

Día105 気になる今日のお天気

最近のテグシガルパの天気予報




けむり!

日本にはない予報です。


ホンジュラスは乾季がクライマックスをむかえております。
このタイミングで、農家さんが野焼きを始めて煙くなるわけです。
何しろ乾燥しているのでそのまま燃え広がって山火事がそこらじゅうで起きています。
そうするとさらに煙がモクモク。

雨が降らないので煙がそのまま残り、風が吹けばちょっとはましになりますが、昨晩は風もなかったので、ご覧のとおり↓

もわ〜〜ん、という感じの空です。
そんなわけで、首都にあるトンコンティン国際空港は朝は視界不良で閉鎖してました。
今は開いたようです。それにしてもトンコンティンってなんかかわいい名前の空港です。
関根勤の音読みを思い出してしまうんですが、私だけ?

首都はここ一週間ぐらい天気が煙です。
あと二週間ぐらいで雨季がやってきて雨が降り出すそうですが、昨年はなかなか雨季が始まらなくて、水不足になってしまい計画断水があって大変だったそうです。
うちのアパートも普段稼働している水タンクに加え、予備のタンクに水を入れて備えているそうで、我が家もなんとなくポリタンクでも買っとこうか、、なんて言っています。
そして気温も30度超えてて暑い!ので、みんなクーラー入れるからか電気が不安定気味。2、3月と全く停電なかったんですが、4月はちょこちょこ停電しております。
しかし、丸一日とかではなく、たかだか1時間ぐらいで復活するので大丈夫です。

なんかきょうはオチがありませんが、このへんで失礼します!

2016年4月21日木曜日

Día101 石ですかこれは? いいえ手土産です。

ホンジュラスに来てとうとう101日目です!
わたしのスペイン語は相変わらず単語2つ組み合わせるのがやっとですが (ーΩー )、元気にやっております。

さて、プロジェクトサイトが首都から90分のところにあるため、出張が多い夫。
先日も一泊二日の出張でした。

翌日朝、冷蔵庫に袋に入った握りこぶし大のあやしい塊を発見。



?? なんだろう? テニスボールぐらいの重さ。

開けてみました。



袋から出すと、さらにアルミ箔に包まれています。

無臭。

おそるおそる開けてみました。




うわーー!!

?? なんじゃこりゃ ??


パッと浮かんだのは、おびひろ動物園のゾウ舎の前に展示してあったゾウの歯!
いやいや、ホンジュラスはゾウいないし。

岩石?

アルミ箔が、宇宙っぽい演出をしていたので、岩のかけらに見えてきました。
なおき、岩石収集趣味でもはじめるのか?

「ちょっとちょっとなおきさん、冷蔵庫に入っていたやつ、岩ですかこれは?」と聞いてしまったのですが、、、


帰って来た答えは、
ああ、それねえ、おみやげだよ!!


みやげ??(゚○゚)!


出張先の夜ご飯は現地スタッフさんのおうちに呼ばれてご馳走になったそうで、これはスタッフさん家族からいただいたお土産とのこと。


かなぺ「岩のように見えますよ、、、」


なおきん「なめてみて❤︎」


え〜〜、なめるのか! ちょっと勇気がいりましたが、わりとこういうのには慣れている私、なめてみました。

うおーーーー!! 甘い!!
なんかイチゴのシロップかかったど甘くてキンキンに冷えたかき氷を食べたような甘さです。頭が甘さでキンキンしました。
(でも次の瞬間「おいしいかも」と思ってしまうところがわたしなのですが。)

なおきん「サトウキビの汁をしぼって、煮詰めたものを固めたやつだよ」

調べましたら、Panela(南米)とかPiloncillo(メキシコ)呼ばれるものなんだそうです。コロンビアの主産業で、砂糖を輸出するときにこの状態にして送っていたそうな。
先日紹介した売店で売ってるスイーツでレンガみたいなのがありましたが、それもこのPanelaにあたるそうです。

ゾウの歯か、宇宙からの石に見えましたが、中南米では重要な産業であるサトウキビだったんですね。大変失礼いたしました。
砂糖として使ってみようと思います。


以前、「砂糖の世界史」という本を読みまして、イギリスがお茶に入れる砂糖を手に入れるために世界を攻めて行ったという話を思い出しました。また読み直そうかなあ。
アフリカといい、中南米といい、やはり砂糖は深い。
砂糖のせいで森がなくなったり、奴隷が送られたり。

あの甘さが人間を駆り立てるんだなあ。わたしも料理に入れてしまうもんなあ。



***おまけ***

サトウキビと全く関係ないです。
きのうの記事でTigura山に登ったんですが、標高2200mの山頂はこんな感じでした。



展望全くなし。

GPSで調べないと、頂上だとわかりません。

しかも人間が来たぞ!ってことでこの後蚊の大群に襲われました。
普段人間もいないだろうから、zikaウイルスは大丈夫そうです。



ホンジュラス人はピークハンターは少ないようで、大抵どこの山もピークは整備されてなさそう。頂上を目指したいっていうのは、北半球の人間だけのものなのかなあ。



2016年4月20日水曜日

Día100 続:火の鳥を探しに@Parque National La Tigra


火の鳥ケツァールを探しに行った私、しかし森が見事ですっかり夢中。
鉱物採掘時代に切られなかった大木がちょこちょこ残っており、かっこいいのです。

首都からわずか22kmの距離にあり、首都の30%の水の源でホンジュラスの国立公園第1号の森。 休憩していて上を見上げたら、オレンジの花が一輪見えた。


Heliocereus aurantiacus Kimnach
これ、ドラゴンフルーツ(サボテン)の仲間の植物なんだそうです。登りが急だったのだけれど、この花見たら癒された〜。

ほかにも、シダが枯れたあと。飾りのように巻き付いていて、気に入ってしまった↓



樹液がゼリーみたいにたっぷり入ってる木もありました。もちろん舐めました。味はナシ!

きのこは少ないですが、さるのこしかけみたいなのがありました。

で、一体ケツァールはどうなったかというと、鳴き声なし。気配なし。
ここ数年、ティグラ国立公園は訪問者が増えて、ケツァールは住みにくくなってしまったらしく、あまり姿見られなくなってしまったとのこと。
確かに、ホンジュラス人のみんなは歩きながらしゃべりまくったり、奇声発してるから、そりゃわたしがケツァールだったら逃げるなあ。

とても残念。

それなら、尾羽だけでもと、我が旦那は尾羽が落ちてないか探しながら歩いていましたが、それもみつからず。
今回の作戦は失敗に終わりました。

タイトルに惹かれて、ここまで読んでくださったみなさま、ごめんなさい。
これでは釣りではないか!とお叱り受けそうなので、代わりにこの森でたっくさんさえずって我々を励ましてくれたこの鳥を紹介します。

その名も

「昼ゲロ」!!




この鳥、つづりから読むとJilgurero=「昼ゲロ」と読めてしまういうツグミの仲間。
名前は衝撃的ですが、さえずりがほんとにきれいなのでお聞きください!

**上の看板の訳「昼ゲロは、小さくカラフルな鳥で、心地よい旋律の歌が森の中で聞こえます。」(でも灰色ベースで悪いけどカラフルとは思えません)


ナオキンが一言。

「寝ゲロじゃなくてよかったね❤︎」

2016年4月19日火曜日

Día 99 火の鳥を探しに!@Parque National La Tigra


ホンジュラスには火の鳥のモデルとなった鳥がおります。


ケツァール!
和名:カザリキヌバネドリ 

か、かわいい。

体長はわずか35cmですが、オスの長い尾羽(55~85cm)が特長的な鳥
”火の鳥”ってのがありましたね、あれのモデルなのです。

15年前、夫が協力隊員だったころ、首都から車でわずか1時間の国立公園でこの鳥が見られたらしく、”なんちゃってバーダー”(注:バーダーとは鳥愛好家のこと)としては、飛んでいるところの尾羽の広がりがどうしても気になる。

これを見るまで、日本には帰れない!!


鳴き声もよければなおよし!ですが、
実際は子犬が鳴いてるみたい、こちらで聞けます。




ということで、目指すはTigura国立公園!

ビジターセンターで入園料(250円)を払い。
いざ出陣。

三連休の中日なので、結構にぎわっておりました。
余暇に国立公園に行こうっていうホンジュラス人が結構いることにびっくり。
そしてビジターセンターは、小さいけど動植物の写真パネル展示がありました。


地図ももらえます。看板などを見るとUSAIDの文字があるのでおそらく支援で整備されたようです。紫のラインを歩きました。どのトレイルも日帰りできるぐらいの距離です。

ガイドを雇うこともできるそうで、ガイドはふもとのNGOの人が案内するそうです。
でもこの日は、ガイドなしで歩きました。

遊歩道、ちゃんと整備されています。

乾季なので足元はドライ。
雨季だとぐにゃぐにゃになっちゃったりするそうです。




いくつか休憩箇所も作られています。
この国立公園は、鉱物資源採掘時代の名残を見ることができます。
右奥の切り株は、その時に切られてしまった木です。
わたしたちが歩いたのはその後に成長した森で、二次林でした。







木道も、手すりがちゃんと磨かれていて、傷まないように薬を塗ってありました。

いやはやちゃんとしててびっくり。

そして森は背の高いシダが生えてて、なんか熱帯に来たぜって感じの森。
テンション上がります。










看板もあります。
”いま君たちが見ている樹木たちは、何種類もの生き物たちの拠り所となっている”








”ごみは持ち帰りましょう、森が感謝してくれますよ”









”自然があなたに話しかけているのに、耳をかたむけよう”








”あなたが使う水は、この密な森から作られている”

なかなか粋なこと書いてありますね!

どうよ、この鬱蒼とした森↓


とにかく森がもりもりしていている!!

と、ここまで書いておいて、、、

ちょっと時間かけすぎた。
すいません、明日また更新します!



2016年4月15日金曜日

Día 95 遭難にもってこい?中南米のお菓子たち

きょうは町のお菓子屋さんを紹介しましょう!



ちょっとすごいでしょこのスイーツたち。机に山盛りで売ってます。

そのへんの売店とかのものよりはワンランク上のような位置付けでしょうか。


1、Alborotos 以前紹介したポップコーンの塊に蜂蜜がかけてあるスイーツ。

2、まだチャレンジしてないんですが、黒いレンガのようなおそらく砂糖の塊。

3、見た目そのまま、ドーナツですが、黒い部分がチョコに見えますが、チョコに見える、砂糖が結晶化したものです。実はこれを夫におみやげに買って、レンジでチンしたらふわふわで「むっちゃくちゃうまい!!」と喜んでおりました。
甘党味音痴男子ぶりは健在です。嫁は君がなんでも喜んでくれるから嬉しいよ。

4、Dolce de Leche これも以前紹介した牛乳と大量の砂糖で練られたもの。

5、これは唯一しょっぱ系、バナナチップス


まだあるよ!



6、名前わからないんです、ごめん、とりあえず砂糖の塊。

7、Hojuelas クレープのようなものに赤い砂糖のソースがかかっているスイーツ。 



う〜〜む。
2と6と7はまだチャレンジしておりません。
血糖値上がりすぎて倒れそうだもん。


なんか、美味しそうとか、食べてみたい、とか、そういう意見を超越したラインナップですよね。なので、ここは考え方を変えて、山で遭難した時にどれが一番役に立ちそうかという視点で考えてみます。

おそらく、一番役に立つのは、4番でしょう。
重みはありますが、グリコのキャラメルが一粒300mなら、これは一個で3kmぐらい持ちそうです。

しかし、例えば6の黄色とか紫とかピンクとかがザックから出てきたら、なんかファンキーで場を盛り上げそうじゃないですか??

こんど山に行くので持って行ってみんなを驚かそうかなと思います。
みんなの反応はどうだろうか。

フフフ。

フフフ。

買いに行かなきゃ❤︎



P.S. グリコのサイトには、一粒300mってどういう意味?っていう解説のページがあります。親切ですね。
グリコ「なぜなにコーナー」
https://www.glico.com/jp/customer/qa/2681/

2016年4月13日水曜日

Día93 急にいろいろズレる

ずれた。

何が?

祝日が。

(-ω-;)


日本でも祝日の日程が変わることってありますが、数日前になって「やっぱ変えます」ってのはないと思います。

ホンジュラス、今週それがありました。

ほんとうは明日4/14(木)が、アメリカ大陸の日という、アメリカ大陸にある国々の主権と協調を祝う祝日だったんですが、来週の月曜日に変わっちゃいました。

祝日が変わるって、これによって経済活動とかいろいろ変わっちまうと思うんだけど、そういうこととかちゃんと考えてのことなのか、、、。
休むつもりで航空券取ってたりしたらどうなるんかな。

さすがホンジュラス。いろいろ予測不可能なことが起こります。



おまけ


先日中華食材屋で、念願の乾燥わかめをオトナ買いしてもうた!!

大袋しか売ってなくて、
なんと453g入り!!

果たして、我々は食べきれるのか???

(味噌汁一人前目安=小さじ1)


今日から毎日ワカメ祭り!! 夢にも出てきそう!!




これで終わりかと思ったあなたに、、、

おまけ2


最近ホームシックのように和食の話ばっかりだったので、ホンジュラスで得する食べ物の話!

グレープフルーツがホンジュラスではなんと1個20円!
おいしいんです。
だけどもうちょっと変わった食べ方ないのかなと探しました。



”焼きグレープフルーツ”

グレープフルーツを半分に切って、砂糖大さじ2ふりかけてトースターで15分焼くだけ。
あとはお好みでシナモンふったりとかバターとか乗っけるらしい。
ためしてガッテンで紹介されて、ネットですごい評判良いらしくて、私もチャレンジ。

出来上がり、見た目すごいおいしそう!
食べてみました❤︎



アレ?

ちょっと期待しすぎたみたいです。
なんか、フツーに食べたほうがわたしは好きかも。
カロリー気にして砂糖を大さじ1にケチったからかもしれません。
そもそも焼いて、砂糖やバターのっけるぐらいなら、生でいいや。笑

もういっちょ補足。
グレープフルーツって熱湯で3分ゆでると皮がきれいに剥けるって、これもガッテンで紹介されてました。
やってみたら、ほんとにむけたわ!
ゆでるなんて、考えもしなかった。

ためしてガッテンありがとう!



2016年4月11日月曜日

Día91 犬も食わねえ塩こんぶ事件


г|`皿´|г


オーマイガーー!!

あいつ、また食べてる!!
しかもあんなにつまんでる!!

 г|`皿´|г г|`皿´|г г|`皿´|г г|`皿´|г г|`皿´|г


顔で笑って、はらわたは煮え繰り返っています。


何を怒っているかというと、
スーツケースの自分のスペースを割いて持ってきたわたしのなけなしの日本食材「●」をなおきんが食べてしまうことです。
今日は心が狭いわたしのやり場のない怒りをぶつけます。
くだらない愚痴なので読み飛ばしてください。


いきさつはこうです。
出発前に私が「なおきんは和食材買っておいてほしいものあるかい?買い出ししておくよ」と聞いたところ、「僕は日本食にこだわりは全くないから、和食材は持っていかなくていいよ 僕は毎日トルティージャでもいいんだ。」と言ったんです。
だからあいつの分は想定しないで、自分が食べたいものだけ買って荷物に入れました。
しかも荷物は7割あいつの荷物で、私の荷物3割。3割のスペースに、和食材を入れたのに。


その日本食材「●」というのはこれです→

くらこん「塩こんぶ」❤︎

ウガンダにいたときに、遊びに来てくれた友達が差し入れしてくれて以来、「こんなうまい食べ物があったのか、これとごはんがあれば生きて行ける」と虜になりました。
それまで知らなかったのか、というところはどうかスルーしてください。

こんな食材はこちらにないだろうと思って、2袋持ってきたんです。

貧乏性なわたしは、持ってきたけど「どうしても」ってときのためにあまり食べておりませんでして、開封したものの、賞味期限を考えながら食べ進めていました。

そしたら、なおきんのやつ、ごはんが余るとこいつを食べるのです。
しかもバサバサって、惜しげもなく袋をななめにしてごはんにかけやがる。

むかつくむかつくむかつく!!


どうしてもどうしても許せなかったんですよ。
あいつの荷物の中は、雑誌「ターザン」が6冊も入ってたりして、そんなんだったら塩こんぶいくつ入れられたことか!!とか大人気なく考えてしまいました。

ある日、またバサバサと惜しげもなく白いごはんいおいしそうに振りかける姿を見て、とうとうぶちギレました。

「なおきん、和食材いらないって言ったのに、どうして食べんの?? わたしがどれだけの思いでこれ持ってきたか知ってんの? 食うな〜!!

と半分泣きながら言ってしまいました。



もう、あまりに怒っていたので、なおきんがどう反応したかも覚えていないぐらいでした。ただ、彼はひるんでいました。嫁が塩こんぶごときで泣きそうになっていたのでびっくりしたのでしょう。


シーン。としました。



で、わたし、「食うな〜」と言ってものすごいすっきりしました。
脳科学とかでいうとなんかの物質が分泌されたんでしょう。
天国に行ったみたい、菜の花畑が広がりました。
よくぞ言った!と心の中でもドロンジョが応援してくれてました。

しかし、次の瞬間
「自分さえよければいいのか〜!!なんて心の狭い人間なんだオマエは!!」というもう一人の自分が襲ってきました。


その、「もう一人の自分」に心を折られてしまった。
確かになんて意地悪なんだ、私と、、、

こともあろうにあやまってしまいました。


「ごめん、わたしこころが狭かった。」

なおきん、ドヤ顔。

わたしは謝るべきだったのでしょうか。
いまだにわかりませんが、塩こんぶは引き続きなおきんに食べられています。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、塩こんぶは犬は食わないでしょうね。



ところがですね、ここで急展開、解決策が見つかったのです!!
こんぶが昨日、中華食材屋でみつかったのです!!
手に入ることがわかったので、自作してみようと思います。

とりあえず、これで事件が大きくなることは回避できそうです。
塩こんぶづくりがどうなるかは、またおしらせします。
乞うご期待。

2016年4月8日金曜日

Día 88 Santa Lucíaで散歩


あれ、なにこの写真?
日本のネタか??

いえいえ、ホンジュラスですよ!!


きのうのDía87の記事で、首都から車で30分ぐらいのサンタルシアに行ったと書きました。そこにあるカフェなのです。
看板に日本語が書かれてる!

この建物。日本ぽいよねえ??
でもホンジュラスなのです。

焼き菓子がたくさんショーケースに並んでいます。
クオリティは日本のカフェほど高くなさそうですが(失礼)、ここの店は焼かれたパンを首都に卸しているそうです。コーヒー以外にも、フラペチーノとかありまして、値段は200円ぐらい。
サンドイッチとか、ホンジュラスのローカルフードも作ってくれるというので、わたしは普段食べられないローカルフードを注文しました。


小麦粉で作ったトルティージャの中は、ケソクレマ(クリームチーズみたいな乳製品)とフリフォーレス(赤インゲン豆の塩味ペースト)が塗られてます。
アフリカになじみのあるわたしにとって、小麦粉で作ったトルティージャは、はっきり言ってチャパティです。
友達曰く「小麦粉トルティージャより、メイズ(とうもろこし)のトルティージャのほうが断然フリフォーレスやケソクレマに合って美味しいんだよ〜」
その通り!
絶対とうもろこしトルティージャのほうが合うだろうなあ〜と思いましたが、これはこれで丁寧に作ってあって、美味しかったんだわ。

ところで、看板の日本語については、どうしたものなのか、聞きそびれました。笑



サンタルシアは高台にあるので、眺めが良い!!



眺めを楽しめるカフェが数件あります。都会の人達が週末にたのしみにやってくるところ、という感じです。ここで自己満足的 和カフェやりたい。


サンタルシアの町で一番大きな教会。

真っ白でとてもきれい。
ここから、首都が見られました。
ここに派遣になっている隊員さんがいるんですが、なんとラッキーなんだろ、うらやましい。鍼灸隊員さんなんですが、「カフェでお茶飲んだついでに、マッサージ受けてってください」と言ってくれる最高な方で、今回は不在だったんですが、いつか実現お願いしたい。

15年前、ナオキンが協力隊でやってきたとき、最初の語学研修&ホームステイがこの町だったそうで、お世話になったおうちにお土産持って訪ねてみましたが、あいにく不在で感動の再会とはなりませんでした。残念。

首都からは脱出しているので、歩き回れるから最高です。
カフェが心地よいので、ちょっと気分転換にはもってこいの場所



ただ、石畳なんだけど、凸凹ぶりがハンパない。
足元注意! 笑



2016年4月7日木曜日

Día 87 露店で売られてるもの

先週の日曜日、首都から30分ぐらい離れたところにある町、
サンタルシアという町に行ってきました。

この町、郊外のおしゃれなカフェがあるところ。


露店が出ていて賑わっておりました。

でもちょっとびっくりするもの売っていた!



うわーびっくり。
ウサギ売ってるよ〜。

プラスチック製品とウサギを売る、謎の組み合わせの露店。
ショバ代をセーブするために共同出店してるのかな、、、


それにしてもうさぎったら鼻がヒクヒク動いてかわいい。
で、いくらなのか聞いてみると、

「大きさにもよるんだけど、70〜90レンピーラだよ」

なんと350円〜450円ぐらいだったのです。
思わず連れて帰りたくなったのですが、わたしももう41歳。
帰国するときどうすんの?ときちんと考えられるようになり、思いとどまりました。



一緒にいた友達は、別のことを考えていて、売り手のおじさんに質問。


「これはペット用?それとも、、、食用?」


うわー、そうかっ、その目的か!!


聞く耳をそばだてた私ですが、なんとおじさんうまくはぐらかして答えなかった!





食用なのかな。
大きさにもよるって言ってるしなあ〜〜。


質問、迷宮入り。


2016年4月6日水曜日

Día 86 吉報、ひよこ豆が奇跡を起こした日


ホンジュラスに来て86日目の今日、
カナッペは不可能だとあきらめていたアレを作ることに成功したのです。


アレとは何か?


それは、豆腐 です!



日本では毎日食べてた豆腐。
ホンジュラスでは日常的に手に入れるのは不可能だろうと思っておりました。
中華食材店に紙パック入りの長期保存可能な豆腐は売っていましたが、やや酸っぱい味がするし、毎日食べることを前提で買うことなんてできない。(1個あたり200円)
だったら自分で作るしかないけど、無調整の豆乳もないし、にがりも持ってこなかった、、、、ということで豆腐のことは一切忘れてしまえ〜というモードに入っていました。。

しかしですね、きのう、ボケっとyoutubeでお気に入りのレシピチャンネルを見ていたらなんと、「ひよこ豆の豆腐」なるレシピを発見!

ひよこ豆と水と漉すネットがあればできることがわかり、ものは試しだ!ということでつくってみました。


ひよこ豆


ホンジュラスでは乾燥豆400gで250円ぐらいで売っています。
煮れば倍量になるので、まあ安いもんだと思います。
もともとこの豆は大好きで、いつもはサラダに入れていました。
そのうちこいつで白あんを作ろうと思っていたところだったんですが、
お前にこんな実力があったとは!知らなかったのさ。

ひよこ豆を8時間ぐらい水に浸しておいて、やわらかくなったら水と一緒にミキサーへ。

 ミキサーでどろどろにした豆の液体を布で漉し、豆腐の元の液体とおからが出来ました。液体の方を強火にかけると、だんだん固まってきてモタっとしてくるので、それを型に流し入れて、1時間ぐらい待つと、、固まっておるではありませんか!!



でけたのです、でけたのです、こんなに簡単に憧れの豆腐が!!




なんて愛らしいのだ〜〜!!



食べちゃうぞ〜食べちゃうぞ〜


大豆よりも少し味が濃いですが、ちゃんと美味しい。
これは普通の豆腐としていろんなものに使えそうです。

麻婆豆腐もできる。味噌汁にも入れられる。


また1つ奇跡が起き、こちらで暮らしやすくなりましたとさ。



ところで、このみつけた動画ですが、Peaceful Couisineというサイトhttp://peacefulcuisine.com/です。
ビーガン料理のレシピが、すごいかっこいい撮り方の動画で紹介されています。
料理を作るときの音が頭に小気味よく響くのと、長さも飽きないぐらいでちょうどいい。
料理レシピもこうやって撮るとおしゃれになるんだなあ!って
動画の撮り方の勉強になります。