ロスキージャ と タスターカ
Rosquilla と Tastaca
これをね、コーヒーにつけて食べるんですよ。
ホンジュラスのコーヒーのお供です。
可愛い顔したこのおやつに、わたしは、だまされた。
(あ、でも最後まで読んでね)
超でかいクッキーのように見えます。
クッキー好きのかなっぺは、「うわ〜〜こんなおいしそうなクッキーがあるのか!」と大興奮。スーパーでも、こんなふうに売っています↓
ものすごい山積み。
この真ん中に穴が空いている方、Rosquilla, 辞書で調べると「1、ドーナツ、2、毛虫・幼虫」と出ます。
確かに、ドーナツの形をしている。崩れているやつは幼虫の形とも言えなくもない。笑
しかしドーナツのようなイメージで、疲れた心と体にご褒美的にうふふん❤︎と口に運ぶとものすごいがっかり感に襲われるのです!
なぜなら、なぜなら、世の中、っつーか、この食べ物、甘くないッス!!

この子たち、まず小麦粉でできていません。正体はトウモトコシ粉。
レシピ検索すると、トウモロコシ粉、塩、卵、バター。
お気付きですね、砂糖入ってないんです。
代わりに、ホンジュラスらしいものが入っていまして、それは、それは、
ハイ、チーズ!!
チーズが入っているのです、そしてホンジュラスのチーズは乳くさく、しょっぱい。
おまけにせんべいのように硬い。
ということで、わたしの想像(ドーナツ→甘い→やわらかい→至福の時間)とは真逆でありました。
これをビスコッティのようにコーヒーに浸して食べます。
私たち日本人はブラックで飲むことが多いですが、ホンジュラスの人たちは薄いアメリカンなコーヒーに砂糖をドバッと入れて、この乳くさいしょっぱいクッキーを浸して食べてるんだそうな。(現場に遭遇したことがまだないんです)
ユニークって言葉が当てはまる食べ物です。
自分の常識を打ち破られました。
ドーナツ(ちゅーか甘いクッキー)だと思って食べた時はかなりがっかりしましたが、4ヶ月目に入り、チーズの乳臭さにも慣れ、なんだかおいしく感じるようになってきました。
そして実は甘い部分がちゃんと用意されているのです。
もう一度写真載っけます。
Tastacaのほうは
←この、黒い部分、これサトウキビ蜜が塗られていて、甘いんですよ。
チョコレートじゃないところがコストダウンのポイントなんですけど、ここをコーヒーに浸すと、コーヒー&チーズ&塩&とうきびの甘みで、舌が意味わかんなくなりますが、ほんとにユニークな味です。
ホンジュラス中央部Danliというところでもともと作られていたおやつなんだそうです。
どんな味か、食べにきてください!
なんか記事書いてたら食べたくなってきたので、今から食べます。笑