2016年5月31日火曜日

Día 141 かなぺ、ホンジュラスのコーヒーのお供に騙される


ロスキージャ と タスターカ

Rosquilla と Tastaca




これをね、コーヒーにつけて食べるんですよ。
ホンジュラスのコーヒーのお供です。
可愛い顔したこのおやつに、わたしは、だまされた。
(あ、でも最後まで読んでね)


超でかいクッキーのように見えます。
クッキー好きのかなっぺは、「うわ〜〜こんなおいしそうなクッキーがあるのか!」と大興奮。スーパーでも、こんなふうに売っています↓


ものすごい山積み。

この真ん中に穴が空いている方、Rosquilla, 辞書で調べると「1、ドーナツ、2、毛虫・幼虫」と出ます。
確かに、ドーナツの形をしている。崩れているやつは幼虫の形とも言えなくもない。笑

しかしドーナツのようなイメージで、疲れた心と体にご褒美的にうふふん❤︎と口に運ぶとものすごいがっかり感に襲われるのです!

なぜなら、なぜなら、世の中、っつーか、この食べ物、甘くないッス!!


もう一度写真を載っけましょー。

この子たち、まず小麦粉でできていません。正体はトウモトコシ粉。

レシピ検索すると、トウモロコシ粉、塩、卵、バター。

お気付きですね、砂糖入ってないんです。

代わりに、ホンジュラスらしいものが入っていまして、それは、それは、

ハイ、チーズ!!

チーズが入っているのです、そしてホンジュラスのチーズは乳くさく、しょっぱい。

おまけにせんべいのように硬い。

ということで、わたしの想像(ドーナツ→甘い→やわらかい→至福の時間)とは真逆でありました。

これをビスコッティのようにコーヒーに浸して食べます。
私たち日本人はブラックで飲むことが多いですが、ホンジュラスの人たちは薄いアメリカンなコーヒーに砂糖をドバッと入れて、この乳くさいしょっぱいクッキーを浸して食べてるんだそうな。(現場に遭遇したことがまだないんです)

ユニークって言葉が当てはまる食べ物です。
自分の常識を打ち破られました。

ドーナツ(ちゅーか甘いクッキー)だと思って食べた時はかなりがっかりしましたが、4ヶ月目に入り、チーズの乳臭さにも慣れ、なんだかおいしく感じるようになってきました。

そして実は甘い部分がちゃんと用意されているのです。


もう一度写真載っけます。

Tastacaのほうは
←この、黒い部分、これサトウキビ蜜が塗られていて、甘いんですよ。
チョコレートじゃないところがコストダウンのポイントなんですけど、ここをコーヒーに浸すと、コーヒー&チーズ&塩&とうきびの甘みで、舌が意味わかんなくなりますが、ほんとにユニークな味です。

ホンジュラス中央部Danliというところでもともと作られていたおやつなんだそうです。
どんな味か、食べにきてください!

なんか記事書いてたら食べたくなってきたので、今から食べます。笑

2016年5月30日月曜日

Día140 もやしと大根との再会、大丈夫か日本




キターーーーーーーー!!

もやしが、もやしがスーパーに売っていました!

4ヶ月ぶりに食べました。

豆もやし、おねだん日本円で100円。

高いけど、4ヶ月ぶりだから買っちまって一気食いしたぜ!!

でもそんなに食いたかったっていうと、そうでもないかも。笑





キターーーーー!!!


大根が、大根がスーパーに売っていました。

おねだん日本円で100円。

ひき肉と一緒に煮込み、これも一気食いしたぜ〜〜!!



きょうは、日本に暮らしているみなさんにはどうでもいいネタですね。

ったく、久々に更新したと思ったら食べものかよって感じでしょ。
ゴメンちゃいね。


日本で馴染みの野菜は、こちらでも結構手に入ります。
日常的に手に入り、おいしいものは、長ねぎ、じゃがいも、にんじん(コクある)、白菜、ピーマン、キャベツ、セロリ、たまねぎ、ブロッコリ、カリフラワー、アスパラ(輸入で高い)、いんげん、レタス、サニーレタス、とうもろこし、パプリカ(→うま〜)、しょうが、にんにくなどです。

手に入るけどあんま美味しくない野菜は、さつまいも(人参のような味)、なす(赤紫色=大味)、大きいきゅうり(仕方ない)、かぼちゃ(水分若干多い)、トマト(味が薄い)、タロイモ(なんかまずい)、ホウレンソウ(葉っぱの形が同じだが味がしない、花咲いてやがる)などです。

たまに手に入るものには、オクラ、大根、もやし、日本仕様のきゅうりです。

野菜については個別にいろいろ書きたいことがあるので、今後つづることにします。


ホンジュラスはそろそろ雨季です。
マンゴーの季節になりました。




なおきんが出張先で、買ってきてくれました。
8個入って100円!
握りこぶしぐらいの小さいやつですが、これは激安だ。
以前、築地市場で宮崎マンゴーが2個で9800円で売られているのを見て、マンゴー商人をめざそうかと思ったりしました。海外南国に住むメリットのひとつはマンゴーが格安で食べまくれることにちがいない。

それにしてもマンゴーって、なんて愛らしい形なんでしょう?
ソラマメがおっきくなった感じですよね。
夫と真剣にマンゴーの形の理由を話し合いましたが、結論が出ませんでした。
どなたか知っていたら教えてください。


そしてグレープフルーツが束になって売っていたので買ってしまいました。14個で250円。神様ありがとうってかんじです。


ところで、話全然変わりますが、Japan Timesで日本学術会議が軍事目的の科学研究を否定する原則について、見直しを含めて検討しているという記事を読みました。


軍事目的の研究はしないって方針を、第二次大戦の反省をもとに守ってきたんですが、それを見直して、両立させてってもいいんじゃないのという動きなんだそうです。
背景には、科学者たちが国からもらっている科学研究費が縮小されていて、一方で防衛庁と共同研究する研究費が増やされているからみたい。
これ、ひどいでしょ!
国が予算を使って科学者を軍事に向かわせているってことじゃん!

ちょっと日本、どこに向かってんのー!!

きょうのブログ、わたしが一番言いたいのはもやしや大根とかじゃなく、コレでした! 笑

2016年5月26日木曜日

Día136 日用雑貨屋

首都テグシガルパには何軒か日用品スーパーがあります。
なんでもかんでもやたら高めのお金持ち向けスーパーもあれば、日本でいう100円ショップレベルの中国製商品が300円ぐらいで売られている店があったりします。

きょうはテグシガルパ市でも比較的大きめなそんな店に行ってきましたが、売っているものにインパクトがありました。


何これ、びっくり

あの、おばあちゃんの家にあったりする、ごはん遅れて食べる人のために食事の上を覆っておく傘みたいなやつです。

食べ物の上にかけておくのに、虫が這ってる。
すごいセンス。食べる気失う。

そして、、



人形たち。


コワい。


誰が買うんだろうか。


こんなに在庫必要だろうか?


赤いクマも、目がチカチカして強烈でした。


いったいどれぐらい売り上げがあるんだろう?

そして、この店閉店後に来たらこの人形たち動き出したりしてないんだろうかと勝手にホラー映画を空想したりしました。


??私は何も買わなかったのか??
→買いました!植木鉢の水受け皿6枚(250 円)と小さい雑巾用タオル3枚(一枚25円)
いい買い物をしました。


この店、刺激が足りない時に行くと満足度高いです。


2016年5月16日月曜日

Día 126 ダニエルとモラちゃんにやられるウユカ登山



この日曜日、またまた行ってきました、日帰り登山!

こんどの山はUyuca山


首都から30分ぐらい走った先にある山です。

遠くから見ると、こんな風に見えます。
標高2000mちょっと。

天気快晴、登山日和。


スタート地点は、隊長のお友達の家、標高1600m地点。
標高差400mを登っていきます。



今回の登山のテーマは、”ザ*二者択一”

その選択肢は「ダニエル」か「モラちゃん」か。
全部で7kmでしたが、このどちらかが常にある道のりでした。
意味わかんないっしょ?読んでみてください。

最初の200mぐらいは、林道のような道
「なんだ楽じゃん!」と思ってしまいますが、そこがホンジュラスの落とし穴。
こういう林道は家畜が歩いているので、そこについてるダニ(以下”ダニエル”としたほうがなんとなく可愛い感じがするのでダニエルとしましょう!)が林道の草についていて、私たちが通るとくっついちまうんです。

きのう通った林道、わずか2メートルぐらいの幅の草ボーボーエリアを通ったら、見事に太ももから下にダニエルがくっついてきました。その数無数。
知床でもかなりくっついてきましたが、昨日のはこれまでにないレベル。
ダニエル予防のために雨合羽を履いていましたが、そのカッパがダニエル模様になっちまうという状態。”オーマイガー”と叫びたいところですが、あまりの数に声も出なかった。
ストーカーにもほどがある。

近くに生えている熊手のような植物を茎からむしり取り、ほうき代わりにしてはたいたらなんとなくダニエルが去っていった気がした(この気持ちの切り替えが重要)ので、進んでいくと目の前には有刺鉄線。
網走刑務所の五寸釘寅吉を思い出しながら越えました。



そしたら先は、かわいこちゃんのモラちゃんゾーン。


モラ
別名:アンデスブラックベリーとも呼ばれるかわいい実のこと。
熟して黒くなると甘酸っぱくておいしいのです。

「なんだ、途中でベリー食べられてしあわせじゃん!」と思ったら甘いのだ。
そこがホンジュラス登山の落とし穴。

この子たち、バラ科。


写真右のほうの太い茎に、トゲが見えませんか?
この植物がアーチのように生えている。
それが我々に刺さるわ、くっつくわ、、、。
登山道がないので、ルートを切り開きながら進んでいくわけですが、モラちゃんたちが、文字通り「いばらの道」を構成しているわけです。


足場が不安定なところで、周りをつかむと、このモラちゃんがキューティーハニーみたいにチクチクしちゃうんですよ。もうやめて〜〜

登りはね、なんとかなったんですけどね、下りはね、やっぱりどっかつかみたくなっちゃうんです。で、つかむとモラちゃんに刺される。

精神的にどっと疲れた。

しかし、しかしですね、景色はヨカッタんだわさ。




頂上はあいかわらず木に囲まれた場所なんですが、もうちょっと下りながら進むと展望がよいところがあって、2000m弱からの眺めは最高でした。


下は、今回の登山のアップダウンの様子とルート。

こんなところにアップする意味はあまりないですが、自分の記録のためにアップしておきます。上の写真は、ルート地図の5番のところから撮った写真です。







***おまけ***

ダニエルとモラちゃんに取り憑かれた今回の登山でしたが、目の保養もありました。
それは、これ↓



エビフライ!


なんと8cm!大きいっしょ!

マツの森の足元はエビフライだらけだったんですよ。

この写真の右側のお弁当用チビエビフライなら知床にもたくさん落ちてましたが、
これは結構おおっきいすよね。

もうお腹すいてきてしかたなかった



エビフライがエビフライにしか見えない読者の方、、、正解は次回の記事で!

2016年5月12日木曜日

Día 121 カリブ海のリゾート ウティラ島でバカンスだ⑤ オカマシェフの海の幸


ウティラ島の旅、何を食べたか編

結論から言いますよ。

とにかくね、もうね、全部ハズレなし。

こんなにハズレがないなんて、びっくりしました。
もう読む必要なくなっちゃっいましたね。
でも写真いっぱい載せてます。まあ見てみてくだされ。

もう、奮発で全食紹介します。てか、そんなに紹介する必要は全くないですが、自己満足ブログですからいいんです。

到着日夕食
到着した日はすでに夕方でして、夕飯どこで食べるか、狭い町ながらも、店はわりとたくさんありまして迷いましたが、せっかく海辺に来たならやはりシーフードだろう、ということでまず下の写真の店に行きました。(写真は昼間に出直して撮った店の看板↓)


看板の奥に進むと、暑苦しい感じのおじさんが料理してたので、話しかけると、、、

「あんたたち、日本人?? ウフ❤︎ 今日はまぐろ入ってるよ。最高の刺身食べさせてあげる」と、日本の居酒屋の大将が言うようなことを言ってきた。
うーん、前のネタで「この島の男はどうもオカマっぽい」と記しましたが、思い起こせばこの人が最初にあてはまる人でした。

オカマ大将が薦めるまぐろの刺身を断る理由はどこにもなく、ご自慢のまぐろの刺身と焼きイカ定食と焼き魚定食を注文。

この店、ビーチに建てた手作り感満載の木製デッキの上にテーブルが配置されていました。足元ガタガタ、だいじょぶかな。

うわっ!真ん中が海じゃん。


まさかの生簀!?と思ってしまいましたが、そこまで凝った演出ではなくただ海が見えるようになってるだけでした。ライトに向かって魚が集まってくるのを見て面白がってたら、おすすめのまぐろの刺身が現れた!


はて?まぐろはいずこ?
と思ったら、アボカドソースに包まれて眠っていました。

オカマ大将から、トーストの上にこの刺身を載っけて食べなさい、と指示あり。

言われた通りにモグモグ、、、、うわ〜〜うまいっ!!

アボガドとまぐろ、不味いわけがない。


そのほか、焼きイカ定食。イカってなんでこんなにうまいんだろ。
      
焼き魚定食。

この写真、全く美味しくなさそうですが、うまいんだってば。

オカマ大将はグアテマラ人でこの店で働き始めたばかりなんだと。
いろんな地域を旅して料理研究しているらしい。話してるとマツコデラックスにしか見えなくなってきたので、食べ終わったら即退散しました。



泊まっている注文の多い宿は、客に注文が多いくせに朝ごはんを出してくれないので、パン屋に行ってみました。


ウティラの朝は早くてこのベーカリーも6:30開店!


写真真ん中の人がパン職人。黒人の血が入っている。
それだけで親近感沸いちゃう。
もうね、この店の雰囲気だけで◎





パン屋の棚。

「からすのパン屋さん」ていう絵本ご存知?

このパン屋は、その絵本に描かれてるパンを再現してるみたいでした。


驚いたのは、値段が日本とかわんない。



パンだけじゃなくて、キッシュとかバナナのパウンドケーキもあるぅ。ブラウニーとかりんごをどうにかこうにかしたものもありました。


ジュースは「オレンジジュースなら搾りたてだよ!」ってことで注文。キッシュも注文。





おいしい、感じよし、満点。お値段2名分で1000円。
振り返ると、ここのオーナーもカマっぽかったかも。
もうこのころには、わたしの中で島の男たちすべてがオカマ。



この店、夜は別の顔を持っていてピザ屋に変わる。
シドニーシェルダンの小説のようです。
(真夜中は別の顔ってのがありましたよね?)







続いて昼食

公共ビーチの近くの店。
めちゃ賑わっておりました。










なんか知らんけど落書きが多い店で、私たちがご飯食べてたら、家族連れが落書きしてました。

落書きで描いているのは、名前とかラブとか、、、あきれるぐらい万国共通。







注文した「ツナサラダ」
ツナはまぐろを炭火で焼いた豪快なのが野菜の上にジャーン。
赤身の魚は食べると血がみなぎってくる。
奥はシーフードのスープ。
ツブみたいな貝が煮込まれていて、なんじゃこりゃって言うぐらいおいしい。
飲み物と全部合わせて2500円。高い、でも、おいしい。




そして夕飯。

入り口で主人が炭火焼をして客寄せしていたレストラン。
その甲斐あってか満席。奥さんが厨房で戦っていた。

マグロ焼き定食と白身魚定食を注文しました。
魚は炭焼き。ボリューム満点。
ごはんがバターライスでおいしい。食べすぎ注意!!






ということで  食べまくった3日間。

ほんとうにハズレなかったこの島の食べ物。

海の幸万歳。オカマ万歳です。



以上、ウティラの旅でした。
お読みいただきありがとうございました。


2016年5月10日火曜日

Día 120 カリブ海のリゾート ウティラ島でバカンスだ④ アクティビティ

ウティラ島バカンス続き。

「シーカヤックでマングローブを訪れ、シュノーケルをする」というツアーに出発3日前に問い合わせをしましたが、結局メール来ず、電話出ず、諦めきれずSMSをしましたが無視。(わたししつこい?)

しょんぼりして朝から歩いていたところ、商店の軒先に「毎日出発!ウティラサンゴ礁ツアー 20ドル」の貼紙を発見。ものすごい透明な海でシュノーケルをしている写真が目に飛び込んできました。
「これに行こう!」とその商店に申し込んだら、12:30pmにここに来い、ということだったので、それまで何しよう?ってことで、わたしが気になっていた「イグアナ養殖場」に行くことにしました。



「イグアナ養殖場」  笑


地球の歩き方にも載っているウティラ島の施設。(そもそも地球の歩き方はホンジュラスだけで一冊にはなっておらず「中米版」としてまとめられている上、うちホンジュラスのページはわずか43ページ、ウティラ島が載っているのは3ページ。イグアナ養殖場の記事は8行)

イグアナは食用なんだそうで、ちょっと興味があって行ってみました。


道中、こんな凝った壁画もあり。期待高まる。






到着しました。イグアナステーション。
なんか良い雰囲気ですぞ!











中に入ったものの、誰もいません。笑


イグアナの手作り模型が歓迎してくれました。
すげー、これ!





見渡すとケージがたくさんありまして、ここにイグアナがたくさんいたのです。








なんか食べてる!

か、かわいい!




こいつはちょっと大きめ。
こちらを気にしているようですが、なんか板にしがみついてじっとしていました。





ケージの中に、チューブみたいなのが下がっているんですが、ここから顔を出してこっちの様子を見ていました。
かわいすぎました。









ケージの外の大きめのスペースには、木にしがみついているのもおりました。
施設をよく見ると、固有種の紹介や、環境教育のような展示、レクチャーするスペースもあって、ここは養殖場というより、調査研究施設のような印象を受けました。
ボランティアで運営しているような感じです。
スタッフの人がいたようで、頼めば解説もしてくれたと思うんですが、イグアナに詳しいわけでもなく、あまり質問も浮かばなかったので帰ってきてしまいました。(最近こういうの多いな)
彼らがこれを食べるためにやってるとはちょっと思えない、養殖場ってのは違うんじゃないかしら。せめてそれぐらい聞くべきだったかな。


そんなこんなでイグアナに満足し、気合が入った我々は例の午後のツアー集合場所に5分前に到着しました。

「もう一組くるはずだから待っていてください」と言われ、案の定待たされる。
来る気配がないまま、結局40分ぐらい待ちました。でも全然待ち時間苦にならなかった。
なぜなら、バカンス2日目にして、同行してくれた友人が「この島の男たちはどうもオカマっぽい」という観察を発表しはじめたからです。
なんという洞察力。そんなこと考えもしなかったわたしでしたが、思い当たる部分を上げていったらいろいろあって、待たされた40分なんてあっという間に過ぎた。
この島はオカマの島なのか?という疑問はここでは解決しなかったけど。

結局残りの一組は来なくて、我々だけで出発。



ウティラサンゴ礁という名前だけで、どこに行って何をするのかもよくわからぬまま参加したツアー(良い子はマネしてはいけません)ですが、とりあえず無人島のようなところに行って、ビーチで遊んで帰ってこいというツアーだということがわかりました。
無人島までの往復船代が15ドルで、シュノーケルグッズの貸し出しが5ドル、合計20ドル。小さいボート、救命胴衣って何のこと?、20分ぐらいすると前方に島が見えてきました。





到着した島は野球のグランドぐらいの大きさでしょうか。
ちゃんときれいなトイレがあり、ビーチは最高にきれいでしたよ!
先客がシュノーケルしてました。
親戚一同で朝から来ていて、バーベキューしてたそうです。








ビーチ旅行にこれまで縁がなかったわたし。

なんとシュノーケルも初めてで全然要領得ていませんでしたが、チャレンジしました。潜ってみたら浜から1メートルぐらいのところなのにワカサギみたいな魚がめちゃくちゃおりまして、カジキみたいな30cmぐらいの魚も近くを泳いでいました。
ニモみたいなのもいたよ。


いやはや、超きれ〜〜
こういうのをバカンスって言うんだろう。とわずか30分でかなり満足しました。

ほんとは昼から17:00までいられるところでしたが、実は我々今回の旅行は現地2日だけなので、早く戻って他のことしようぜってことになり、一通り満足したら即撤収。

例の注文の多い宿に戻り、ハンモックをかけました。



次回は、オカマシェフが作るシーフードの話につづきます。お楽しみに。







2016年5月9日月曜日

Día 119 カリブ海のリゾート ウティラ島でバカンスだ③ 島の町並み

ウティラ島、町の栄えているところは下の地図の写真の真ん中下の湾になっているような部分だけ。歩いて見られる範囲に町と公共ビーチがおさまっています。


観光客も島の人もこの部分に集中しております。
最初に紹介した通り、この島はバックパッカーとか若者の旅人が多い島なので、なんとなく庶民的。観光観光していないところがまたいい味出しています。
もう1つのロアタン島は、一泊200ドルとかの宿がざらみたいですが、ここは庶民的でホンジュラス人も多かった。。



これが島のメインストリート。朝6:00ごろなので人通り少ないですが、日中はトゥクトゥクと4輪バギーが横行してて賑やか。道幅が狭いので車走ってない。
4輪バギーに水着姿のおばちゃんが跨ってて、なかなかかっこいいのです。
ゴルフのカートもここでは交通手段のひとつでした。(左に写っているのがそれです)


町の中は、壁に絵がいろいろ描かれていてかわいいんですよ。
あんまりうまいとは言えませんが、くじらやらヒトデやら、描かれております。

ちなみに今はクジラとサメのシーズンだったらしく、それを見に行くツアーもやってました。見える確率は聞きそびれた。




このお店は喫茶店。
階段の手すりの壁がコーヒーカップ型にくりぬかれていてかわいい。
そしてお気づきかもしれませんが、この島はバイリンガル!
ホンジュラスのカリブ海側の島は、昔イギリス人に奴隷として連れてこられたアフリカの人々(ガリフナと呼ばれる人々)が流れ着いたところで、もともと英語で開発されてきた地区なんだそうです。
だから看板もバイリンガル。島の人に話しかけると、ます最初に「あんたは英語?スペイン語?どっちしゃべるの?」と聞かれて話が始まります。話していても途中からスペイン語になったり、また英語に戻ったり、単語だけ英語だったり、めちゃくちゃですが、私は助かった!


このお店はイルカが描かれていました。小さい商店がいっぱい。売ってるものはみんな一緒なんだけど、地元の人が買い物にくるような感じで、日常が見られてよかった。

驚いたのは、冷蔵庫とか外に出しっ放しだし、鉄格子もないし、銃を持ったセキュリティもいない。
要するにすごい安全なんですよ。徒歩移動禁止の首都から来た私には最高のリラックス空間。治安がいいって心のやすらぎだ〜〜♪







公共のビーチ。ベンチには島のお店の名前が書かれていて、お店がそれぞれ寄付して設置したようです。ゴミ箱もちゃんとある。海はめちゃくちゃきれい。

わたくし、あまりの気持ちよさに油断して昼寝。荷物置いて寝ててもだれも持っていかない。




さて、忘れていましたがこの島に来たわたしの目的は、この島で夕日を見ながらヨガをやっているところがあるので、参加するということでした!

ところがですね、ところがですね、アクセスできるところは歩ける範囲というこの島で、なんとこのヨガの場所がみつけられなかったんですよっ

わたしはアホでしょうか?
アホにちがいない。

小さい町だから誰かに聞けばわかるだろうと思っていたら、みんな知らんかったんです。
メインストリートに建物が凝縮されていて、どこに何があるかよくわからんかった〜。
確かに、このヨガの団体さんの紹介サイトにも「参加するのは簡単ですが、場所までたどり着くのが難しいよ」と書いてあった。。。
そんなわけないだろうと根拠のない自信で来たのがいけなかった。


仕方がないので、例の注文の多い宿でひとり、近所迷惑だと怒られたらどうしようとハラハラしながら海に向かってヨガをしたのでした。。。


次回につづく。