2016年3月31日木曜日

Día 80 初セマナサンタはチレ山③ 滝

チレ山の旅

ベースキャンプから遥か遠くに、この旅の目的地が見えます。(曇ってて見えん。ゴメン)

まず1日目は滝を目指しました。


森を進み



途中岩場がいろいろあり、、、、ロープを使うよう指示を受けトライ。


さすが不器用女。スライドするカラビナを使いこなせず、何か違うんだけど、何か違うんだけど、、、とつぶやきながら、間違った登り方で完登。笑
ちなみにこの岩場、帰りに会ったホンジュラス人の女子はミニスカ&ビーチサンダルで笑いながら降りて行きました。かっこええわ!

往復4キロぐらいの道のり、、、歩いて行くと滝に到着。





ど迫力だ〜〜!

落差はトータルで那智の滝ぐらいありそうな感じ。



思わず座禅組んでみたくなり、滝壺に近づいたら、滑って転び、おしりびしょ濡れ。
あんた、知床で滝案内してたでしょ?なんで滑ってんのと一人ツッコミ。

いやはやすごい迫力、でもこんなに素敵な滝ですが、
何しろで紹介した悪路のため、訪れる客は、多分地元の人たちだけ。
でもこの日は結構若者たちが来てたかも。
みんな軽装で、完全装備の我々をあざ笑うかの如く、、、笑




さて、この滝見の登山道、途中、気になるものが、、、





登山道のど真ん中に、楕円形のどっかで見たことある形。
まさか!!





おまるなのかな?おまるなのかな?


でもこんな登山道の真ん中じゃ落ち着いてできないじゃないか!


でもなんか、可愛くないですかね?これ!
気に入ってまった!

2016年3月30日水曜日

Día79 初セマナサンタはチレ山ー② ベースキャンプ


チレ山の旅 つづき


山を飛び、谷を越え、川を渡り、牛を散らし、馬をどかし、
悪路を進んでたどり着いた場所はコーヒー農園と農家が広がるところでした。


いいとこじゃないか!ホンジュラス!


ということで我々のベースキャンプ地を紹介します。


それは農家さんちの庭です。笑

ここで3日過ごしました❤︎


コーヒー農家さんで、家のまわりはコーヒー農園
というか、この辺の農家はみんなコーヒーやってるんですけどね。
庭先にコーヒー豆と赤いんげん豆を乾燥させていました。


どうしてこの農家さんの家にベースキャンプを張ることになったかというと、今回この旅に連れて来てくださったホンジュラス在住数十年の日本の方が、山好きでチレ山に登りたくて、たまたまここの農家さんに案内を頼んでからのお付き合いだそうです。
今回も庭先に泊まらせてもらうことになりました。

このお家、20代の若い夫婦の家で、まわりは山に囲まれてて、民家が数件あるだけで、なんもないです。でも水は引かれていて、外にある蛇口をひねると水が出ます。
この水がそのまま飲める。そしてソーラーパネル(一番最初の写真の屋根の平らなボード)で電気を得ています。


でっかいアンテナついていて、これでケーブルテレビ見られるんですよ。夜はご近所の若者集まってきて、サッカー見てました。

買い物はオフロード系のバイク持っててそれで調達してくるようです。
ビールも買えるらしく、買ってきてもらってました。

上の写真手前に見えるのが、洗い場です。



左のゴシゴシ台で洗濯、右の貯めてある水を使います。
食器もここで洗いますし、顔洗ったり歯磨きもね。

水にはいろいろ浮いてたりしますが、不思議ときれいに感じました。

とっても使い易い洗い場で、なんか気に入ってしまいました。


私といえば、トイレでしょ、という方、そのとおり!
中の写真を撮るの忘れちまったんですが、これがトイレね。↓

小窓から食器乾かす台があって、これってなんて便利なんだろって思うんですよ。わたし。

ウガンダ式の穴が空けてあるだけかと思ったら、陶器の便座が設置してあり、用を足したらそこへ自分で水を流して外のタンクへ追い出すタイプ。
だから全く臭くない、快適なトイレでした。
どこかからの援助で建てられてるんじゃないかね?とみんなで言ってました。


夫、寝起き。顔むくんでる
何しろ人の家の庭なので、朝3:00ごろから、鶏の大合唱。
テントの真横で”コケコッコ〜〜” 寝坊するわけがない。
最高の目覚まし。



そして

わたしの1番のお気に入りはこれです↓



水浴び場!!

もうね、あたしゃ、ウガンダで外で水浴びしてからこれやみつきなんッス。
露出狂というわけではないですよ、
でもすんごいすんごい気持ちいんです。
山から帰ってきてクソ暑かったんですが、この水浴び場で至福の時間を味わいました。


ここは何がスペシャルかっていうと、浴びてる間、馬がじっと見ててくれます。

いや〜〜、これ、人生5本の指に入る水浴び。



将来家が持てたらぜひこれと同じのを作りたい。


ということで、ベースキャンプの紹介でした。


こういう暮らしもいいもんだ〜〜〜




明日につづく(このネタで引っ張るな〜)


2016年3月29日火曜日

Día78 初セマナサンタはチレ山ー①道を阻むものたち


チレ山登山の旅

我々が住むテグシガルパから東へ70kmぐらいのテウパセンティという町の近くにある山、チレ山をめざし、車で朝早く出発。今回はホンジュラス在住数十年のエキスパートに連れて行っていただきました。
途中までは舗装された幹線道路でしたが、ホンジュラス人にもあまり知られていないテウパセンティの町に入ってからは、未舗装凸凹の道。
4WDでも普通のじゃ絶対登れない、斜度30度ぐらいの道を、すばらしいドライビングテクニックで向かいました。(下り坂は落ちると思った)

ちなみに、その凸凹道の車窓はこんな風景で、横は崖。崖。崖。



茶色い線が走った道。ぐにゃぐにゃ、でこぼこ、擬態語がいくつあっても足りないぞ。

崖ギリギリの道な上、ところどころ道の端がV字に崩壊していて、自分の力では絶対に来られない場所です。「一期一会」(ちょっと違うだろ?)という言葉を噛み締めながら、乗ってました。怖かった、、、笑


崖の怖さで緊張している我々、さらに道を阻むものたちが、、、、。

まずは


普通に道を横断して流れています。

道が川を横断しているてのが正しいのか??
どっちでもいいけど、この手の状況にウガンダでよく悩まされ、トラウマになっていた私、だだだ、だいじょーぶか?これ?っと思いましたが、



何事もないかのように通過!
無敵ング
(古すぎ↑)

実はこんな川が、4本ぐらいありました。
結構深いのもあったけど、全く無敵で通過。



ほっとしていたら、、、次は






しかも3頭。
絶妙な間隔で反芻中。
クラクション鳴らしても、しばらく無視。
「恍惚の人」ならぬ「恍惚の牛」ってかんじ





どこから出てきたのか、お兄さんが散らしてくれました。
牛くんたち、超迷惑そうな顔。ゴメンね。



無敵ング

(しつこい↑)




牛に申し訳なく思っていたら、、、



馬登場。

この馬、車にびっくりして暴れまくってしまい、
インベーダーのように左右にうろちょろされ、通過に苦戦。

でも最後は横に行ってくれました。


無敵ング
(もうやめとけ↑)


このほか、馬がさらに1回、犬が3回ぐらい登場。

馬はこの地域の大事な交通手段だそうで、カウボーイみたいな人たちを何回か見ました。
中米っぽい!


ちなみに、テウパセンティの町にも馬乗った人いました↓



なんか、テレビゲームみたいな珍道中でしたが、なんとかキャンプ地(と勝手に呼んでいるが実は普通の村人の家)にたどり着き、今回の旅が始まるのでした。


次回に続く

2016年3月28日月曜日

Día 77 初セマナサンタはチレ山

滝に打たれて最初は冷たくて気持ち良かったがだんだん寒くなったナオキンと、
日本から忘れずに持ってきた膝サポーターのおかげで無敵のわたくし

数日更新せずにすみませんでした!達者でやっております。

実は先週一週間ホンジュラスは、セマナサンタ(聖なる週)という、キリスト教の復活祭(イースター)の週にあたり、季節も一番暑い時期で、日本で言うところの盆休み的連休!なのでした。

で、わたくし、70日間住んで初めて徒歩移動禁止の首都テグシガルパを脱出し、テウパセンティ(Principal=町?市?なんとも訳し難い)というところにあるチレ山に行ってきました。
滝あり、山あり、崖ドライブありの3日間!

今日はもうルームランナーの時間なので、明日から報告記事アップします!

2016年3月22日火曜日

Día 71 中南米のフシギ:電線まりも

我々夫婦、車で市内を移動しておりました。
だんなが話しかけてきました。

ナオキン「かなっぺ、僕が以前ホンジュラスにいたとき(15年前)から気になっていたものがあるんだよ。ちょっと窓の外の上のほう見てみて」

かなぺ「何?」

ナオキン「まりもみたいなの見える?」

かなぺ「は?」

ナオキン「アレ」

ナオキンが指をさした先には↓これがありました。


なにコレ??

変!!

宇宙人?
(ピコピコピコって電子音鳴りそう)



よく見ると、電線にたくさんへばりついています。


ナオキン「電線にさあ、植物がへばりついて育ってるんだよ」

カナペ「うおー」

ナオキン「まりもみたいじゃない??」

確かに!!なんかまりもみたいだ。(しばし北海道を思い出してしまうが、我に帰る)

ナオキン「どういう植物なのか、気になってたんだよね」

カナペ「うむ、調べよう!」

ということで調べたんですが、下記の記事によるとこれは着生植物で、風で飛ばされた種が電線について、空気中の水分を利用して育ったものなんだそうです。
道路の脇の電線で多く見られるらしく、なぜかというと車が通って巻き上がってわずかに付着した土がこの植物の栄養になっているんだとか。
パナマにもあるみたいです。
参考記事:Smithonian Insider

我々、見た目がまりもに似ているので勝手に「電線まりも」と名付けました。

ナオキンが続けます。
「よく見ると、電線まりもがついている電線とついてないのがあるんだよ、何が違うんだろう?すごい不思議なの」


ナオキンの言う通り、ついているのにはびっしりついているんですが、ついてないのには全くついていません。

太さ?細さ?、あたたかさ?冷たさ? 全くわかりません。

ただ、新しい電線にはついてなさそうです。
取ったりしているのでしょうか。

毎回、解決されないネタばかりですが、答えがわかったらアップデートしていきますね。





***おまけの焼き物記録***

最近わたしはオーブンを使いこなそうといろいろ焼いております。

ですが、レシピ通りの時間で焼きあがりません。ちきしょう。

あんこ、チョコ、クリーム入りちぎりパン

見た目はグー。
しかし、おそらく2次発酵に失敗した模様。おまけにオーブンの温度が低すぎた。
表面がフランスパンのように頑固。


バナナブレッド

これはうまくいきました。
クックパッドさまさまです。


2016年3月19日土曜日

Día 68 ホンジュラスの女子アナ

うちは地元のテレビ局の映りが悪くて、HCH(読み方”アチェセアチェ”)という局ぐらいしかまともに見えないですが、この局は長時間にわたりホンジュラス版みのもんたみたいなおじさまが司会で、ニュースやったり、生活情報やったりしています。

アシスタントに女子アナがついているんですが、ニュースの読み方とか服装が日本にはない感じです。
すみません写真を載っけさせてください。


原稿をいつもiPadガン見で読んでいます。原稿読んでるときはカメラ全く見てません。笑服装がセクシーだし姿勢もあちゃー。なんなんだこの太ももは。
日本の女子アナには間違いなくいないタイプで、新鮮です。こういうセクシー路線がもてるようです。
都市の女性は化粧が濃いですわ!
素顔のままでもきれいなのにどうしてそこまで塗るんじゃというぐらいで、”厚化粧”とはこういうものかとわかります。。
メイク落としに10分はかかりそうです。


***おまけ***
日本のテレビは時間に追われている日本社会を反映してか、区切りの良い時間に番組が始まることがほとんどですが、ホンジュラスのテレビはキリがいいとかあまり関係ない感じで、番組表では始まっているはずでも、実際見てみると前の番組が終わってなかったりして、番組表に載ってる映画がみたいのに始まらない、、ということがよくあります。

こういう時間の感覚っていろんなとこに出ますね。
スポンサーとか怒らないのかな。


2016年3月18日金曜日

Día 67 嫁のミッションインポッシブル:ランチ宅配

音声が聞ける状況の方は、
こちら↓の音声マークをクリックして音楽をお聞きながらお読みください。


「Good evening, カナッペ、今週木曜日君の主人の職場で日本食をふるまい、みんなと仲良くなろうという企画があります。海外赴任についてきた嫁の1番の役割といえば、わかるよね? そう、和食をふるまうことです。他の奥様がとっても美味しい日本のカレー、さつまあげを作ってくださるので、君のミッションはサラダを作り、ご飯を9合分炊いて届け、もてなすことだ。幸運を祈る。」ガチャ。

なぬ〜〜!?!?

わかっちゃいます、そして料理は結構好きです、が、わたしは人に「さあ食え〜〜」とふるまえるほど料理が得意ではありません。一品だけでいいのでこれはいけるぞというものを練習中の身です。笑 
ところがこんなミッション!練習の成果を出す第1回目ランチ会がやってきてしまった!

生野菜はあんまり食べてもらえないかもということで、わたしが考えたのはポテトサラダ!
前日に用意すればいいのに、なぜか私は当日の朝に作ることに決めた。(アホ)


約20名分ってどんなんや?ってことで、30cm×30cm×15cmのタッパを埋めることを目標に。

まずゆで卵を8つ作ろうと思い、いつもは剥きやすいようにお尻に少しヒビを入れてからゆでるんですが、この日は思いが強すぎてヒビを入れすぎたらしく、半分ぐらいの卵の白身が天女のヒラヒラみたいに飛び出して鍋の中で揺れていて、動揺して右手火傷。
私の動揺をあざ笑うかのように白身が湯の中でヒラヒラ舞っていて、落ち込むどころか笑えてくる始末。

気を取り直し巨大じゃがいもを茹でること8個。
煮上がったいもを見たら、全く足りなかった。
焦ってあとから追加で4個茹で、暑さに泣きながらイモをつぶして酢をかけ、全然冷めないから冷凍庫に突っ込む荒療治。

ここで、米を9合洗い、炊飯オン!(オンしかない炊飯器)

じゃがいもが終わり、炊飯を忘れなかった時点でかなり落ち着きを取り戻し、きゅうり、にんじんを塩でもみ水を絞って(この工程が面倒くさくて嫌い 笑)、玉ねぎ、ベーコン、ツナ、変形してゆであがった卵を大量に突っ込み、マヨネーズと和え、見栄えだけでもよくしなければということで周りをレタスで囲い、


で、で、でけた、、、、。
(この時点でぐったりしたことは言うまでもない)


次のミッションはこの料理の配達ですが、斜度20度ぐらいある坂道が多いテグシガルパの道路を、上司の奥様が作ってくださったカレー鍋をこぼれないように膝にかかえ、なんだか「風雲たけし城」を思い出しました。



こうして辿り着きました。


ホッとして撮ったから写真ボケてた、、、ごめんなさい。
手前の左タッパがポテトサラダのタッパです。
ポテサラの写真撮るの忘れた。笑

なんとかみんなに行き渡り、食べてもらえました。
久々に食べた日本のカレーがむちゃくちゃ美味しくて、自分が作ったサラダはもうこの時点でどうでもよく、感動しておりましたら、スペイン語でなにやら話しかけられ(当たり前だ)、発話できず、身振り手振りで対応。
とても優しい職場の人々が気を使って話しかけてくれるのに、私ったらしゃべれないので申し訳なく、スペイン語を本気でやらねばと心に誓いました。(何回目だ?)

カレーもさつま揚げもサラダもお代わりしてくださる方があり、気に入ってもらえた?かな。

和やかな雰囲気で終わるかと思ったら、、、まだ終わらんかった!




なんと3月19日は「父の日」なんだそうで、子供がいる職員さんと、なおきんはこれから子供できるかもしれない、ってことで、父の日プレゼント!


そして、ケーキも

白いアイスクリームが私にはバニラに見えた。。。


ケーキとアイス、ケーキが甘そうだから アイス先に食べよかなと思って
こんもりスプーンに乗っけて食べました。


そしたら



(@Д@; 





(@Д@; 


(@Д@; 


この絵文字で、どんな味だったか想像していただけるといいな。
そのあとケーキを食べましたが、何口食べても味がまったくわかりませんでした。
それぐらい甘かったアイス。
バニラだと思ったら、キャラメルだった。
わたし、キャラメルは食べれるけど、キャラメル味苦手。
うげ〜〜〜〜〜〜そのあと半日口の中キャラメルが充満してました。




でも、とりあえず、ミッション完了しました。
めでたしめでたし。


2016年3月15日火曜日

Día 64 アイフォンシンコ??=札束

テグシガルパは数年前に人口あたりの殺人件数が世界1位になったこともある治安の悪い街です。
強盗は非常に多くて、携帯電話と財布を出せと言われることが多いらしく、遭ってしまったら抵抗しないで黙って差し出すのが身を守る術だと言われています。

お金といっしょに出すものは携帯

iPhoneは超高級品でとくに狙われます。
そのへんじゃ売ってなくて、ショッピングモールの電気屋とか携帯電話屋でしか見かけない。
こちらでiPhone6とかだと10万円ぐらいするので、盗んだものを売ればいいお金になります。日本でSIMフリーのiPhone買って持ってこようかと思ったけど、持ってこなくてよかった!恐ろしくて人前で出せない。

なのでわたしは携帯はいつ取られても落としてもいいように、5000円の携帯買いました。
SIMフリー。

iPhoneの3分の1ぐらいの重さです。軽くてポッケに入るしめちゃ便利。
これなら取られてもまあ悔しくない。

と思っていましたが、電池の減りの早いこと!
アプリを入れると重いらしくてなんか不憫で入れられない。笑
カメラもね、悪くないんですがiPhoneと比べてしまう。

iPhoneってやはりすごかったんだと実感しております。


ここで携帯強盗やっている人たちが、日本に来て電車に乗ったら、iPhoneだらけでびっくりするんだろうなあ〜。握って寝てる人とか、取られちゃう。
iPhoneが札束なんだけど、みんな何の意識もなく出してるもんね。
今更ながらアップルはやたら儲かっているのと、日本はみんなお金持ちだなあと思ってしまいます。


*おまけ*
ところで、iPhoneは5Cやら6Sやらいろいろバージョンがありますが、これ、例えば5C部分スペイン語読みしますと、”アイフォンシンコセエ”って呼ぶんです。
5Sなら”アイフォンシンコエセ”。6Sなら”アイフォンセイスエセ”


なんか、読み方が愛らしくないですか?


2016年3月14日月曜日

Día 63 信号待ちのおもてなし2

タイトルに、”Día 63”というように、
その日がホンジュラスに来てから何日目なのかを記していますが、今日ちゃんと数え直したら、なんと3日ぐらいずれていました。すみません!きょうは63日目でした。笑


さて久々信号待ちに現れるおもてなしシリーズ、前回は火吹き芸人でした。

きょうはおもてなしというか、商売?です。


ひらひら〜〜、ひらひら〜〜


信号待ちしていたら、前方で布が揺らめいていました。

今回はなんだろな?と思ったら。



凧揚げしていました。


信号待ちになると、こうしてど真ん中で凧揚げしているようです。
日曜日の昼どき、気温30度ぐらいだったでしょうか。

風があまりなかったので、おっちゃんが小走りになって、
凧はその速度でかろうじて上がってたって感じです。

おっちゃん、汗だくでした。

芸っちゅうか、これは凧を売っているんだと思います。

おもしろいのはこのおじさんが待機している場所が、中央分離帯なんです。
ふつうなら、道路の端の歩道にいると思うんですが、そこは感覚が違う。
絵を見ていただくとわかるんですが、凧のストックが箱に入って置かれていました。
信号が青のときは、分離帯の植木の木陰にしゃがみます。
赤になると横断歩道に出てきて凧揚げします。
ほんとに、ご苦労様なのです。

一個いくらなのか、毎日の売り上げは?
ショバは決まっているのか、ショバ代は存在するのか?
聞きたいこと満載ですが、ちょっとまだ怖くて信号待ちで窓開けられません。


何を売ったら売れるだろうか?
いろいろ考えてしまいます。



***おまけ***


今朝の朝焼けです。
アフリカほど朝焼けないんですが、きょうはちょっぴり焼けました。


2016年3月12日土曜日

Día 57 あんこ星人リベンジ 小さい黒豆編


小豆を求めて、、、あんこ星人は、リベンジでこんどは「Black Beans」という粒小さめの黒豆で作ってみました。

味、、、う〜〜〜ん、「餡」はできていますが、やはりあの小豆の風味みたいなものがないので寂しい感じ。でもこれがいちばん近いだろうか。といったところでした。




全然関係ないですが、わたしが「旦那」という漢字がどんな字だったか忘れてしまい、なおきんに調べてもらうよう頼んだところ、スマホで「だんな」という言葉を検索のところに入力したんですが、そしたら検索候補に表示されたものがなんだか面白かったので、載っけます。↓


2番目「旦那が何をいっているかわからない」
5番目「旦那 嫌い」

恐るべし検索候補。
世の中こんなこと検索してるんだね。。。

ちなみに、「嫁」と検索したら、「嫁 クリスマス」「嫁 バレンタイン」とかプレゼントのことばっかりで、世の中の旦那は優しいね。

2016年3月10日木曜日

Día 56 ガリフナの女性が売るパン

わたしはアフリカ系の人を見ると、ホームシックなんでしょうか、親近感が湧いてしまい、近づいて行ってしまいます。

いつも行くスーパーの入り口のところで、黒人の女性がパンを売ってるんです。

こっちに着いた初日にこのスーパーに行った時彼女を見て、もう、気になって仕方なかったんですよ。写真が撮れないので、きょうも絵で再現↓ (ヒマですいません)


ナオキンに「あの黒人のおばちゃんが気になるんだけど、なんなんだろか?」と聞いたら、「あのひとは、ガリフナだよ」と。

ガリフナ???

よくわからんので調べました↓

ホンジュラスには、ガリフナと呼ばれるアフリカ由来の人々が暮らしています。
この民族、アフリカから連れてこられた人々と先住民の人々の混血化した集団で、カリブのセントビンセトという島で入植者と暮らしていましたが、18世紀後半にイギリスに追い出されてしまい、ホンジュラスに流れ着いて定住を始めた人たちでした。
ホンジュラスのほかにも、ベリーズ、ニカラグア、グアテマラ、ニューヨークなどにも住んでいて、推定人口は30万人なんだそうです。
彼らの言語、舞踏と音楽はユネスコの無形文化遺産に登録されているらしい!
*以上 ”ホンジュラスを知る60章”より

ほう!
ぜひ話してみたい!
でもスペイン語しゃべれないから話しかけられなくて、話せないなら買う必要もないかとパンも買わずじまいで、1ヶ月近くもぞもぞしてました。

彼女は夕方にしかいません、で、きのう久々夕方にこの店に行ったら彼女がいたので、とうとうパンを買ってみた!

しかしかなっぺ、話しかけ初日なので、パンを買うやりとりしかできず。
パンの種類と値段と、袋入れてくれ、だとかそんなことだけ。無念。
最後に彼女から「いつもここにいるから、気に入ったらまた来てね」とセールスの一言。

と、お粗末な会話ですが、話せたことだけれもうれしく、これからに期待してとりあえずパンを抱えて帰宅。
(結局食べもので落ち着くこのブログ、、、いい加減やめたい)



おいしかったのです。おいしかったのです。
特に、バナナパンとココナッツパンはコーヒーによく合って、おやつにぴったり。
ただ、1個10レンピーラ=50円という値段は、こちらの物価では高いので考えものだ、となおきんは厳しい評価。でもあいつ、そうは言いつつもおやつに職場へ持って行った。


バナナパンの内側



ココナツパンはガリフナの人たちがよく作るパンのようです。

ガリフナの人たち、とても気になる!
次回、もうちょっと会話できるように、イメージトレーニングします。
そしてこのブログが食べ物ブログに落ち着かないように、、、。笑

2016年3月9日水曜日

Día 55 ネタがない日の壁画シリーズ②

シリーズ2作目、国立公園の中の壁画です。

テーマ:不明。


テグシガルパ市内の国立公園には動物園があって、
この壁画はその動物園の目の前にあるので、
もしかしたら左のシマシマとかはシマウマなんだろうか?
なんて思われます。


全く関係ないけど、日本でも話題みたいですが、
アメリカ大統領選のニュースがこちらでは飛び交っています。

我が夫婦、トランプさんがニホンザルに似てるって話題で盛り上がっています。
夫婦の間で、最初は彼の髪はカツラか否かという議論だったのですが、
そこから派生して、あの金色の髪がニホンザルの毛並みと似てるって話になりました。
Sonyのウオークマンのコマーシャルでもパロディでやってほしい。
選挙のポスターにしたらどうかしら。
みなさんは、どう思われますか?

トランプさん、メキシコ国境に万里の長城をつくると言っておられます。
中米の人たちからは非難の的です。
ここまできたら、大統領になっちゃったらどこまでやれるか、やってみてほしいと夫婦では言ってます。
個人的には、サンダースさんにも大統領になって、言ってることやってみてほしいです。
わたしはサンダースさんに期待している、、、。

この二人は相容れないようで、実は支持層が似ているそうです。
どうなるか、楽しみですのお。


2016年3月8日火曜日

Día 54 ネタがない日の壁画シリーズ①

 ネタがない。


でもこのブログはおもしろかろうがつまらなかろうが、
生存確認なのでほぼ毎日更新を目指しておりますので、昨日サボったし、、


うむ、、ネタがない日は街で撮った壁画載せます。

テグシガルパの街は、いろいろ壁画があるんです。
誰が描いたかわかりません。
目的も、宗教(キリスト教ね)だったり、アートだったり、ただの落書きだったり。
なかなかいい絵だったりするんですよ。色使いとか。

今日⬆︎のは宗教っぽいですね。
これはセントロと呼ばれる、街の中心部のほうにあった壁画です。
セントロは石畳のところがあったりして、坂道だし、とても風情ありました。
本当は歩いてみたいんですがねえ、、、。
昼間なのに治安が悪いからか人が歩いてなくてちょっと気味悪かったです。



あ、そうだ、最近ピザ作りにはまっていまして、それ載っけよ。


こんなピザつくりました。

ピザ生地、おいしいのが意外と簡単につくれるんですよ。
クックパッドさまさまです!

ピザ生地レシピ http://cookpad.com/recipe/479845
エビとアボカドピザ http://cookpad.com/recipe/1580184


2016年3月6日日曜日

Day52 岩かと思った。。。
































げっ、岩石??

なんでしょう、これ?


今日テニスに行ったら、同じ敷地にある体育館でホンジュラスの2大政党のうちの国民党が集会をしていて、それにかこつけて露店があつまっておりました。

ジャンクフードがいっぱいで胸踊っていたところ、

女の子たちが岩みたいなのにかぶりついてまして、
「何食べてんだろう?」と見たらこれでした。


こんなふうにしてバケツに入れられて売ってました。

「何なんですか、これは?」と売り子の姉さんに聞いたところ

「糖蜜ポップコーンよ」と回答。


1個=5レンピーラ(25円)という魅力的なお値段に、すかさず「1個ください!」と買っちまいました。

このお菓子、Alborotosというお菓子で、ポップコーンは、実はとうもろこしからでなくて、maicilloというモロコシ(和名タカキビ)から作られたもので、もともとはエルサルバドルのお菓子なんだそうです。
それに、糖蜜がかかっています。

中米版キャラメルポップコーンとでもいいましょうか。




なおきんがかぶりついておりますが、
これ、おいしかった!
25円のコストを考えたらすごいことです。
日本で人気のギャレットポップコーンには品質は劣りますが、あれはSサイズで430円ですからね、このアルボロトスが17個も買えてしまいます。
そんなにいらんか。笑




やはり露店のB級グルメ探訪はやめられません。

しかし、これに今まさにかぶりつこうとした私に、ここでナオキンが一言


「あの露店のバケツ売りだと、この中にありんこがいても不思議じゃないね」


щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!