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きょうはナオキンから聞いたエピソードを語ります。
名付けて「ナオキン残念物語」
中米のホンジュラスという国にナオキンという男が日本から働きに来ました。
ある日仕事で金庫を買うことになりました。
ナオキンが、仕事で高いものを買うときは相見積もりを取る必要があるんですが、金庫を含め、ブツを入手するまでにいろんなハードルがあります。
治安が悪いためあまり自由にうろちょろできない状況で、どこに何が売ってるかよくわからん上、見積もりの書式がいろいろ決まっていて、その通りに書いてもらうのも大変です。
ものを買うたびに、お店を何度も往復するはめになり、道がぐにゃぐにゃの街で、毎日「うへーきもち悪い」と車酔いして帰ってきていました。
そんなハードルをいくつも超えて、ついに見積もりもそろって、これにしようという金庫が決まりました↓
ジャーン。
見積もりを取った時、「現品しかないです」と言われたこの金庫。
サイズが理想的で、現品限りの半額プライスということで、同じものがみつかりにくいこの国では急がねばならず、さっそく購入に向かいました。
行ったのはDIUNSA、ホームセンターみたいな巨大店です。
資料画像:DIUNSAサイトより |
ナオキンは現品限りの例の金庫をみつけて、胸をなでおろし、店員さんを呼びました。
「セニョール、この金庫ください。」
店員「はい。あ、お客さん、これ現品しかないんです。」
ナオキン「知ってる知ってる、でもいいの、買います。」
店員「わかりました、ちょっと待っててください」
店員さんはそう言って商品を確認し始めました。
そしたら店員さんの動きが止まりました。
店員「お客さん」
ナオキン「ん?」
店員「これ売れないです。」
ナオキン「・・・え?なんで?」
ナオキンは耳を疑いました。
店員は申し訳なさそうに言いました。
店員「鍵がない。」
ナオキン「は?」
ナオキンは、意味がわかりませんでした。
店員「鍵が、あったはずなんですけど、ないんです。」
ナオキン「なにそれ?」
店員「鍵がないから、鍵かけられません。」
ナオキン「金庫なのに?鍵ないの?」
店員「はい、だから、売れません。」
ナオキン → (。□。;)逆さガビーン!!
なんということでしょう。
金庫として売ってんのに、鍵なくしちゃったって。
もはや金庫ではない、ただの重い四角い入れ物に成り果てていました。
いろんな「残念なこと」にぶつかってきたナオキンでしたが、今回のは予想を超えた残念でした。
ナオキンは、敗北感いっぱいで事務所に戻りましたとさ。
今日からまた、ほかの金庫を求めて、街をまわって車酔いしていることでしょう。
*** ナオキン残念物語1 おわり。 今後につづく ***
どーすんだろ。その金庫。
返信削除鍵出てくるまで粘ったりはしないんだね。
あきらめの悪い、関係ない私でした。
店員さんは鍵を30分ぐらい探してて、なおきんは待ってたらしいんだけど、出てこなかったんだって。笑える。別の店にいい金庫がみつかったから、こんどこそ手に入れるって言ってるよ。
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