Times動画より
Berta Caceresさんという44歳の女性です。
ニューヨークタイムズの記事によると、彼女はホンジュラス西部のGualcarque川に建設予定のAgua Zarcaダムの反対運動をしていました。この予定地は、先住民レンカ族の聖地であり、建設によって地元の人たちへの水の供給が絶え、生活が難しくなることから、彼女は地元の人たちとバリケードを作って建設をやめるよう求めていました。
先住民の土地を大規模に開発する場合、政府や電力会社は調査を行うことが国際法で決められていますが、実際は行われていないそうです。
Bertaさんは、先住民の保護活動で環境分野のノーベル賞と言われるゴールドマン環境賞を受賞していて、弱者の人権保護のために尽力していたそうです。
この運動をやめるよう以前から暗殺警告を受けていて、国際人権保護団体からは、彼女を保護するように通達があり、警察が配備されていたそうですが、実際のところきちんとした警備はなかったそうで、殺されてしまいました。
殺された経緯について警察は、2人の強盗が入ってきあて銃で撃たれた、と発表したそうですが、家族は「誰がやったかはみんなわかってる」と記事で答えています。
先住民とダム=環境と開発、、、
ウガンダではゴリラや様々な動物が暮らす美しい森と森林伐採の問題を見てきて、何ができるんだろうかというモヤモヤをいつも持っていました。
ここホンジュラスでもか、、、。(日本でもそうだけど、、)
大きなお金が動いて、それで恩恵を受けるのは一握りの大金持ちたちで、先住民の声をあげてもかき消されてしまう人たちが打撃を受けます。
ディカプリオはこのニュースで、彼女のことをツイートしています。
レオナルドディカプリオのtwitterより
”今朝のホンジュラスのニュースはものすごく悲しい。彼女の勇気ある行動を皆で敬おう”
ホンジュラスでは環境活動家が暗殺される事件が続いていて、2014年には12人の活動家が殺されたそうです。
環境と開発。COPで話されていることって、所詮きれいごとなのかな。
私たちにもできることは、やっぱり環境教育かな。
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