г|`皿´|г
オーマイガーー!!
あいつ、また食べてる!!
しかもあんなにつまんでる!!
顔で笑って、はらわたは煮え繰り返っています。
何を怒っているかというと、
スーツケースの自分のスペースを割いて持ってきたわたしのなけなしの日本食材「●」をなおきんが食べてしまうことです。
今日は心が狭いわたしのやり場のない怒りをぶつけます。
くだらない愚痴なので読み飛ばしてください。
いきさつはこうです。
出発前に私が「なおきんは和食材買っておいてほしいものあるかい?買い出ししておくよ」と聞いたところ、「僕は日本食にこだわりは全くないから、和食材は持っていかなくていいよ 僕は毎日トルティージャでもいいんだ。」と言ったんです。
だからあいつの分は想定しないで、自分が食べたいものだけ買って荷物に入れました。
しかも荷物は7割あいつの荷物で、私の荷物3割。3割のスペースに、和食材を入れたのに。

その日本食材「●」というのはこれです→
くらこん「塩こんぶ」❤︎
ウガンダにいたときに、遊びに来てくれた友達が差し入れしてくれて以来、「こんなうまい食べ物があったのか、これとごはんがあれば生きて行ける」と虜になりました。
それまで知らなかったのか、というところはどうかスルーしてください。
こんな食材はこちらにないだろうと思って、2袋持ってきたんです。
貧乏性なわたしは、持ってきたけど「どうしても」ってときのためにあまり食べておりませんでして、開封したものの、賞味期限を考えながら食べ進めていました。
そしたら、なおきんのやつ、ごはんが余るとこいつを食べるのです。
しかもバサバサって、惜しげもなく袋をななめにしてごはんにかけやがる。
むかつくむかつくむかつく!!
どうしてもどうしても許せなかったんですよ。
あいつの荷物の中は、雑誌「ターザン」が6冊も入ってたりして、そんなんだったら塩こんぶいくつ入れられたことか!!とか大人気なく考えてしまいました。
ある日、またバサバサと惜しげもなく白いごはんいおいしそうに振りかける姿を見て、とうとうぶちギレました。
「なおきん、和食材いらないって言ったのに、どうして食べんの?? わたしがどれだけの思いでこれ持ってきたか知ってんの? 食うな〜!!」
と半分泣きながら言ってしまいました。
もう、あまりに怒っていたので、なおきんがどう反応したかも覚えていないぐらいでした。ただ、彼はひるんでいました。嫁が塩こんぶごときで泣きそうになっていたのでびっくりしたのでしょう。
シーン。としました。
で、わたし、「食うな〜」と言ってものすごいすっきりしました。
脳科学とかでいうとなんかの物質が分泌されたんでしょう。
天国に行ったみたい、菜の花畑が広がりました。
よくぞ言った!と心の中でもドロンジョが応援してくれてました。
しかし、次の瞬間
「自分さえよければいいのか〜!!なんて心の狭い人間なんだオマエは!!」というもう一人の自分が襲ってきました。
その、「もう一人の自分」に心を折られてしまった。
確かになんて意地悪なんだ、私と、、、
こともあろうにあやまってしまいました。
「ごめん、わたしこころが狭かった。」
なおきん、ドヤ顔。
わたしは謝るべきだったのでしょうか。
いまだにわかりませんが、塩こんぶは引き続きなおきんに食べられています。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、塩こんぶは犬は食わないでしょうね。
ところがですね、ここで急展開、解決策が見つかったのです!!
こんぶが昨日、中華食材屋でみつかったのです!!
手に入ることがわかったので、自作してみようと思います。
とりあえず、これで事件が大きくなることは回避できそうです。
塩こんぶづくりがどうなるかは、またおしらせします。
乞うご期待。
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